ツァイガルニク効果を利用して、子どものやる気を引き出す学級経営!!

学級運営

中途半端が苦手な なかすけです。

多くの人は、仕事を切りのいいところまでやってから帰りますよね。

本を読んでいても、中途半端なところでやめたりしませんよね。

しかし、ビジネスやネットの世界では中途半端なところで止められているものがとても多いのです。

例えば

・テレビ番組「この続きはCMの後で!!」
・この続きは有料です。
・ゲームの体験版(面白くなってきたところで終わり)
このようなことがとても多いですよね。実際にCMをワクワクしながら待ったり、料金を払って続きを見たり、ゲームを買ってしまうこともあるのではないでしょうか。

 

これは、心理学を利用して記憶に残したり、欲求を掻き立てられたりしているのです。この心理学は「ツァイガルニク効果」と言います。

 

この「ツァイガルニク効果」を利用することで、子どもの気持ちを変えていくことができるのです。

 

この記事では、「ツァイガルニク効果」を学級経営に活かしていく方法を教えます。

この記事を読むと、「ツァイガルニク効果」が理解でき、学級の生活環境や学級経営に活かすことができます。



ツァイガルニク効果とは

最後までできたことより、途中で終わっているのものの方を強く覚えているという現象
提唱したのは、心理学者ブルーマ・ツァイガルニクです。
なんだかディドロ効果にも似ている気がします。

ツァイガルニク効果を活用した学級経営

「ツァイガルニク効果」を理解し、学級経営にいかしていきましょう。

具体例を紹介します。

きりのいいところで止めない。時間で区切る。
図工の作品制作は週をまたいで行う。
穴埋め式のプリントやカードを使用する。
遊びなどの楽しい活動は短い時間で行う。

このようにツァイガルニク効果を利用した授業方法や学級経営方法は多くあります。

あえて未完了な状態にしておくことによって、子どもの意欲が高められたり、記憶として残ったりすることになります。

まとめ

ツァイガルニク効果を理解し、活用することで、子どもの意欲ややる気が引き出せます。これは「内発的動機付け」とも言えます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました