教師の立ち振る舞いが子どもたちに安心感を与える。オープンポジションを意識しよう。

学級運営

こんにちは。

腕組みをしながら寝ていることがあるなかすけです。

みなさん、授業中や休み時間どんな姿勢で子どもたちと接していますか。

腕組みをして机間指導をしていませんか。

足を組んで椅子に座っていませんか。

足を前に投げ出して座っていませんか。

手をポケットに入れていませんか。

このような立ち振る舞いは、相手に対して拒否感や居心地が悪いということを無意識のうちに伝えてしまっています。

子どもたちはこの無意識のメッセージを受け取り、教師に近づきづらくなっているかもしれません。

立ち振る舞いを少し意識するだけで子どもたちが受ける印象が大きく変わります。

その立ち振る舞いを「オープンポジション」と言います。

「オープンポジション」とは腕や足が開いている形のことをいいます。
逆に腕や足をクロスしている形を「クローズドポジション」といいます。

イメージしてください。

  • 話を聴いてもらうときに、相手の手がグーで机の上に置いてある状態。
  • 話を聴いてもらうときに、相手の手がパーで机の上に置いてある状態。

雰囲気として、パーの方が安心して話を聴いてもらえていると感じませんか?

「オープンポジション」はリラックスして相手に心を開いている状態です。相手に好意を抱き、警戒心を解く効果もあります。

 

この「オープンポジション」「クローズドポジション」は子どもも無意識に行っているのです。

好意的な子どもの姿「オープンポジション」

・うでや指の力が抜けリラックスした様子。

・ひざやつま先が教師の方を向いている。

・手や足が開いている状態。

居心地が悪い時の子どもの姿「クローズドポジション」

・手をグーにして少し力が入ったような姿勢になっている。

・足をぴったりと付け少しもじもじとしている。

・手の位置が定まらずぶらぶらとしてしまう。

・手を隠す。

このような姿に気付いた時には教師として優しく声を掛け、子どもの不安な気持ちを和らげてほしいと思います。

 

小さなことかもしれませんが、教師が「オープンポジション」を意識して、ゆったりした立ち振る舞いをしていれば、子どもたちは安心感を抱きます。教師とかかわりやすくなり、信頼関係も築けるでしょう。「オープンポジション」を意識することが重要なのです。

また、子どもの「オープンポジション」「クローズドポジション」を的確に読み取り、子どもの気持ちに寄り添うことも大切です。無意識に出る子どもの姿に注意を払い接することができるといいですね。

最後に

腕組みをして寝ている「クローズドポジション」の私は、何かに不安を抱えながら緊張して寝ているのでしょう。

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