道徳授業おすすめ絵本 高学年「ヤクーバとライオン(1)勇気」

道徳

道徳は教科化となりました。そのため教科書を使って授業を行うことがほとんどです。

しかし、私は絵本を使った道徳がとても好きでした。

今日は、実際に行った授業で、子どもたちが深く考え議論した絵本について紹介します。

おすすめの本は、
「ヤクーバとライオン (1) 勇気 」ティエリー・デデュー【講談社の翻訳絵本】

私はこの絵本で、6年生に授業を行いました。



ヤクーバとライオンのあらすじ

アフリカ奥地の小さな村、戦士になるための儀式の日。

少年たちは、「ライオンを倒す」という使命を受けて荒野へ出発します。

ライオンを倒さなければ戦士になれないのです。

少年は荒野の暗闇で傷ついたライオンと出会います。

そのライオンを倒すか倒さないかの選択に迫られるのです。

その後の少年の行動は・・・。

内容項目の指導の観点

・希望と勇気努力と強い意志

・親切思いやり

・生命の尊さ

などの内容項目として授業ができると考えられます。

授業の様子

ライオンを倒すか倒さないかの選択を子どもたちと共に考えます。

子どもたちの意見は二つに分かれました。

倒すグループ。倒さないグループ。

それぞれに意見があります。

自分の意見をしっかりと持たせてから全体で話し合います。

自分の気持ちと重ね合わせたり、行動によるその後の影響を話したりしました。

最後には、なぜ少年はそのような行動をしたのかを掘り下げていきます。

まとめ

絵本には、とても大きな力があります。

6年生の授業でしたが、読み聞かせの段階から子どもたちが絵本に引き込まれていく様子が見えました。

道徳の授業として子どもたちからの評判もとても良かったです。

一度この絵本を手に取ってみてください。

さらに、この話には続きがあるのです。

「ヤクーバとライオン(2)信頼」です。

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