教師の仕事の大変さを改めて感じているなかすけです。
2021年3月26日(金)から文部科学省が始めた「#教師のバトン」プロジェクト。
いまだにTwitter上では多くの意見があげられています。
やはり多くの意見は教師のブラック労働について声をあげているものが多いです。
今回は5月2日現在Twitter上で多くの「いいね」が付いたものを取り上げ、考えていきたいと思います。
管理職の対応① (65000いいね)
#教師のバトン
妊娠しました。年度途中に休むことになりました。授かれて心から嬉しかったのに、校長からの電話では何度も、いかに現場が困惑しているか迷惑しているかをクドクド聞かされました。嘘でもおめでとうと言われませんでした。赤ちゃん、きてくれてありがとう。お陰でママは休めるよ。— もち (@LgfUX6ToDhIWnMx) March 27, 2021
産休や育休に対する管理職の対応は本当に考えてもらいたいところです。
管理職の対応② (6500いいね)
#教師のバトン
本当に辞めたいと思い始めたのは先週のことです。身内が亡くなりました。
早退させてほしいと言いましたが明日の授業の準備ができたら早退しても良いと言われました。
さらに明日明後日に通夜葬儀で休むならば、さらに明日明後日の授業準備まで全部できたら休んでも良いと言われました— 新人教師 (@rIcBR7OTK19IYc8) April 11, 2021
身内が亡くなっているのにこの対応は考えられません。
「学校のことが気にしなくていいから」という一言が必要です。
通夜葬儀で休みことに対して授業準備を強要するのはおかしいと思います。
文部科学省の対応に対する意見① (24000いいね)
文科相
「もう少し品の良い書き方をしてほしい」教員
「残業代を頂戴しておりません」
「お暇を頂くことが叶いません」
「薄給のため窮乏しております」
「夏は教室が大層暑うございます」
「現場をご覧になられた上でご発言あそばして頂ければ幸甚に存じます」#教師のバトン pic.twitter.com/E2OZdjRPJq— ブラック企業アナリスト 新田 龍 (@nittaryo) March 31, 2021
実際、悪い言葉遣いになってしまっていたかもしれないです。
しかし、そうなってしまうくらい学校現場はひっ迫しているのだということも分かってもらいたいです。
文部科学省の対応に対する意見② (32000いいね)
#教師のバトン
文科省の公式アカウントが「良い教師ほど勉強するし、プライベートな時間を削ってでも授業づくりの準備をする」という言葉をリツイートしているの見て強く決意したね。明日の授業の準備できてなくても絶対に帰るわ。今年一番腹立ったわ。マジで胸くそ悪い。— ハナメガネ(自分にできることを) (@V6zgN9mvifif6Ob) April 3, 2021
プライベートな時間を削ることを文科省が推奨してはいけないと思います。
今現在どれだけの時間を使って教育に向き合っているか分かっていますか。
多くの教員が何十時間も残業をしています。
中学の教員は、好きでもない部活動のボランティアをしているのを分かっていますか。
土日もプライベートの時間がないのですよ。
ブラック労働 無給 (12000いいね)
教職員が使ってるパソコン、100台近くあるんだけど。これをGIGAスクール用?の新しいネット回線につなぐための準備を、情報の先生がひとりでやるそうです。当然、残業&休日出勤。でも無給。あのさぁ、こういうのは専門の業者に頼むべき仕事じゃないんですかね? #教師のバトン
— nanacha (@na_7white) April 29, 2021
教師の仕事は多岐にわたります。その中でも情報系の仕事は専門的なことが多いです。
このツイートのようにネット回線をつなぐことなどが現場の教師の仕事となってしまうのです。
全て現場に丸投げなのです。
実際に授業や生徒指導をするだけで業務時間はいっぱいいっぱいなのです。
そこに残業せざる終えない仕事を突き付けて、残業代はなしです。
悪循環であることを理解してもらいたいです。
まとめ
教師のバトンであげられている意見をこのままにしておいてはいけません。
教師一人一人が学校現場の悲惨さを発信でき、改善していこうという動きになっているのです。
「#教師のバトン」のタグを風化させずに、継続して教育現場の実際を発信していきたいと思います。
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