部活動は今後どうなるのだろう。
私自身部活動から多くのことを学んだ人間であり、今は教員という立場の人間であるのでとても心苦しい部分があります。
部活動を無くすべき、継続すべきのそれぞれの意見を見ていきたいと思います。
現状として
現在の部活動は、働き方改革の波によって、多くの制限が出ています。
自治体によって違いはあるとは思いますが、時間制限が厳しくなっています。
「平日どこかに休みを入れること」や「土日はどちらかだけの活動にする」などの動きがあります。
部活動は無くすべき
実際教師側の意見として多いのが、残業代が出ないということです。
土日に部活動を行っても数千円しか手当がつきません。ほとんどがボランティアであるということが問題としてあげられています。
また、やったこともないスポーツの担当になってしまうことなどの負担もあります。やったことがないということで、指導もうまくできず、生徒からの信頼を失う可能性があります。また保護者からのバッシングを受けることもあります。
ここまでして教員が部活動を行う必要があるのかという意見です。
部活動は継続すべき
部活動は生徒指導につながるという意見が強いです。
部活動を一生懸命やっていれば学校は荒れないと考えている教師もいます。
また、部活動で礼儀を学んだり、チームワークを学んだりする機会となり、生徒にとっては思い出にもなるものであるという考えがぬぐい切れません。
教師の中には、部活動を指導したい教師も多数います。それが生きがいとなっているようです。
また、保護者は部活動に期待している部分があります。保護者も学生時代、部活動で多くの経験をしています。だからこそ、部活動があるのが当たり前というスタンスでいる場合が多いのです。
まとめ
部活動を無くすべき、継続すべき、それぞれの意見はよくわかります。
今は働き方改革の波から大きく揺れ動いているところだと考えられます。
そのため部活動の外部委託などが進められています。
しかし、放課後の時間にタイミングよく指導ができる人が多くいるとは考えられません。
それならば、教師が部活動を見る場合には手当をしっかり付けるなど行政からの支援が必要不可欠だと考えます。
業務ではないのに業務として行っている部活動を何とかしないといけないというのが私の意見です。
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