PTA役員に頭が上がらないなかすけです。
現在、現場や行政では働き方改革が叫ばれ、多くの改善案が上がっています。
その中に「PTA」に関するものもあげられています。
今現在、PTAの活動を積極的にやりたいと思っている保護者が減っているような気がしています。
任意加入なのに半分強制されているような雰囲気もあります。
以前このようなツイートをしました。
この記事では、教員一人一人が我慢せずに働ける環境を作っていけるような働き方改革の具体例を紹介します。
今回は「PTA」についてです。
この記事を読むことで、働き方への考え方が深まり、残業時間や業務で困ることが減らせます。
働き方改革の具体例を知ることで、よりよい職場環境を作っていけるようにしましょう。
PTAについて
まず初めにPTAとは
Parent(親)
Teacher(先生)
Association(団体)の略です。
親と先生の団体ということです。
教師も、PTA会員であり、PTA会費を払っています。
そのため、保護者にすべて丸投げはしてはいけないのです。
任意加入なので、退会の自由があります。
PTA活動の見直し
PTA 活動や PTA 主催の行事、PTA 関連の会合の開催日数や時間に関して保護者とともに見直しを行う。
PTAの活動を行うにあたって、教員は段取りをくんだり、会場の準備をしたりすることになります。日常の業務以外のことが降りかかってくるのです。
保護者もプライベートな時間を割いて行事に参加しなければなりません。今は共働きの家庭も増え、時間の都合をつけることも難しくなっています。
できるだけ活動を減らしていくことで教師も保護者にもメリットがあると考えられます。
保護者の理解をしっかりと得なければいけません。
今まであったものがなくなることへの不信感がある保護者もいるかもしれません。
教師の独断ではなく、保護者とともに見直すことが重要です。
オンライン会議の利用
学校説明会をZOOMなどのオンライン会議システムで行う。または、動画配信を行うことでいつでもどこでも見ることができます。
このシステムを使うことで、会場準備にかかっていた勤務時間が削減できます。
そして日程調整をする必要がなくなり、その分の勤務時間を削減できます。
これに加え、 PTA に関する連絡や出欠確認、委任状といったものをすべてオンライン上で行えるようにすることで、無駄な時間が削減できます。
保護者もいつでも好きな場所から見ることができるので、負担が減ります。
教師も保護者にもメリットがあると考えられます。
インターネット環境が整っていない家庭への対応を考えること。
保護者の Web 上の操作について理解してもらうこと。
動画を見ない家庭や忘れてしまう家庭へのフォローをすること。
まとめ
今回はPTAについて働き方改革の具体例を紹介しました。
教員一人一人の負担を減らしていくためにも今までの当たり前をもう一度見直し、自分たちにできることは何か考えていく必要があるでしょう。
PTAは任意加入の団体であり、強制されるものではありません。
無理をしないことが一番です。
教師も子どもも保護者もよりよい環境になることを目指していきましょう。
コメント