ハロー効果を活用した学級経営術!ポジティブな方向へ印象操作をしよう。

学級運営

大学のネームバリューでおびえてしまうなかすけです。

能力の高い子は性格もいい。
人にやさしくできる性格のいい子は学習能力も高い。

このようにある特徴に引きずられて子どもを見てしまうことはありませんか?

 

実は、見た目や特徴に左右されて歪められてしまうという心理学があるのです。

その心理学は、ハロー効果というものです。

ステレオタイプと似た部分もありますが、区別をしましょう。

この記事では、ハロー効果を学級経営の中で活用する方法を書きたいと思います。

この記事を読むことで、子どもとのかかわり方を学び、学級経営に活かしてもらえたらと思います。

結論は、ハロー効果を応用することで、教師に対する印象をよくしていくことができるのです。



ハロー効果とは

ハロー効果とは、
「何かが優れている人は、他の面でも優れているだろうと思い込んでしまう現象」
「ある対象に対する印象や評価が、その見た目や特徴に左右されて歪められてしまう現象」

ハロー効果の具体的な例

・東京大学の学生は、頭だけではなく人格的にも優れていると思い込んでしまう。

・有名人を起用したCM広告は、それだけで商品の良いイメージを与える。

・明るく挨拶が出来る人は、ほかの面でも優秀な人だと思う。

・きれいに加工された食品はおいしいと思い込む。

 

なおハロー効果は、ポジティブ方向へ人々の感情を誘導する際に用いられるのが一般的です。

学校で使えるハロー効果

このハロー効果を活用し、学級経営生かしていく具体例を紹介します。

この効果を活用するというのは、児童が教師を見てハロー効果を感じてもらえるようにするということです。

教師が常に笑顔でいること
→(例)優しい先生だと感じる。安心感を与える。
清潔感を意識する
→(例)繊細で気配りができそうな印象をもつ。

明るく元気
→(例)熱血的で子ども思いだと思う。

一つの良い特徴で、別の特徴までよく見えるようになってしまうのです。

実際に、清潔感があっても気配りができるか分かりません。元気があっても熱血で子ども思いかも分かりません。しかし、このように好印象を与えることができるのです。

ハロー効果の注意点

ハロー効果の注意点です。ハロー効果はネガティブな方向でも効果を発揮してしまいます。

いつも暗い表情
→(例)内向的な性格だと思い込む。
だらしない格好
→(例)不真面目な人だと思い込む。
元気がない
→(例)意欲がなく、子どもが好きではない。

このように、ネガティブなことが印象に残ると、ほかの面もネガティブになってしまいます。

まとめ

ハロー効果を活用することで、教師の印象を全体的に良く見せることができます。

この効果は、まだお互いのことを知らない時にとても有効です。

初頭効果と一緒に活用してみましょう。

ハロー効果を応用してよりよい学級経営をしてください。

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