小学校時代、学校からの宿題に悩まされたなかすけです。
学校の宿題が多くて困っている子どもはいませんか。
逆に学校の宿題が少なすぎて苦情を言ってくる保護者はいませんか。
学校現場として「宿題」については、頭を抱えるところですよね。
今現在、学校から毎日宿題を出し、それを担任が少ない時間の中で丸付けをし、返却をするといった流れが定着しています。教師の負担などを考ると時間的に難しい部分があります。
さらに、丸付けに対するクレームをもらうことさえあります。
現在、現場や行政では働き方改革が叫ばれ、多くの改善案が上がっています。
その中に今あげた「宿題」に関するものもありました。
働き方改革の一環として、「宿題」について見直してみてはどうでしょうか。
この記事では、教員一人一人が我慢せずに働ける環境を作っていけるような働き方改革の具体例を紹介します。
この記事を読むことで、働き方への考え方が深まり、残業時間や業務で困ることが減らせます。
働き方改革の具体例を知ることで、よりよい職場環境を作っていけるようにしましょう。
自主的な家庭学習への転換
• 夏休みの作文や絵画などは、自由課題として任意で取り組むものとする。
まずは、今までの当たり前を考え直してください。
学校が宿題を出すのはなぜでしょうか。
→児童の学力を高めるため
学力とは何でしょうか。
→「確かな学力」知識や技能はもちろんのこと、これに加えて、学ぶ意欲や自分で課題を見付け、自ら学び、主体的に判断し、行動し、よりよく問題解決する資質や能力等まで含めたもの(文科省ホームページより)
ここから分かるように、これからは自分で課題を見つけて学習することが必要なのです。担任に出された宿題だけをひたすらやることも時には必要かもしれませんが毎日やる必要はありません。
・「宿題を出してほしい」「今まであったものがなくなることへの不信感がある」という保護者が出てくる可能性がある。
→保護者の理解をしっかりと得るために説明会を開く。
・ 何をやったらよいかわからない児童がいる。
→自主学習マニュアルを作っておく。
家庭学習のオンライン化
• 児童にタブレットを持ち帰らせ、自宅で家庭学習の提出を行えるようにする。
クラウド上で宿題を行うことによって集める作業や返却する作業が簡略化できます。
また、未提出の子がデータで管理できるため、教師のチェック作業が削減できます。
ICTの利用という面でも子どもたちがタブレットやパソコンを使うことになれることができます。家庭学習が授業でいきてくるかもしれませんね。
インターネット環境が整っていない家庭への対応を考えることが必要です。
まとめ
今回は宿題について働き方改革の具体例を紹介しました。
教員一人一人の負担を減らしていくためにも今までの当たり前をもう一度見直し、自分たちにできることは何か考えていく必要があるでしょう。
教師自身、無理をしないことが一番です。
教師も子どもも保護者もよりよい環境になることを目指していきましょう。
コメント