自分のことを隠したがるなかすけです。
「子どもとの関係がうまくいかない!」と悩んでいる先生はいませんか?
実は、子どもとの関係を良好にする方法があるのです。それが「自己開示」という方法です。
子どもが教師を信用するためには教師のことをよく知る必要があるのです。「自己開示」をすることで子どもに自分自身を理解してもらうことができるのです。
私は、日ごろの自分をさらけ出すことで子どもとうまく関係を作ることができました。
この記事では、「自己開示」の具体的な方法を教えます。
この記事を読むことで、子どもとの関係を良好にし、学級経営に活かすことができます。
結論は、教師としてだけではなく、人として自分自身をさらけ出す「自己開示」していくことです。それだけで子どもとの関係が良好になるのです。
自己開示とは
自分の考えや感情・経験・人生観などを、他人に率直に話すこと。
自己開示をすることで、相手もそれに応えて、思っていることや感じていることを話してくれるようになります。
お互いに自分を開くことで信頼関係が深まっていきます。
自己開示は学級経営に活かすことができるのです。
教師としての自己開示
教師は「教師としての立場」を考え、自己開示をあまりしないことがあります。
みなさんはどのくらい自己開示していますか?
・家族について
・住んでいる地域について
・友人関係について
・趣味について
・外見について
・自分の価値観について
・過去の体験について
自己開示した時の反応
私が実際に自己開示した時の子どもの反応を紹介したいと思います。
教師「先生には息子がいます。まだ1歳なんだ。その子が朝、変な時間に起きるんだよ。今日なんて4時だよ。先生今日とても眠くてさ…。」
児童「何でそんな時間に起きるの?」
児童「先生全然寝てないじゃん。」
児童「うちの弟も1歳だよ。」
このような感じで話ができました。先生が「眠い」なんて言ってはいけない気もしますが、この自己開示によって、この話に興味をもってくれた子はとても多かったです。
教師「先生もみんなと一緒でゲームがとても好きなんだ。小さい頃は親に怒られながらやったんだ。」
児童「どんなゲームが好きなの。」
児童「今こんなゲームが流行ってるよ。」
児童「俺もいつも怒られてる。」
まとめ
教師としての立場を考え、自分をさらけ出すことに戸惑うこともあるかもしれません。
しかしそこを一歩踏み出し、子どもに自分自身をさらけ出してみてください。
自己開示することで子どもは教師に興味を持ちます。
そして子ども自身も自己開示してくれるようになります。
子どもとの間に壁を作らないように意識することが大切です。
「自己開示」を利用して上手な学級経営をしていきましょう。
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