こんにちは。
最近テレビばかり見ている娘に怒ってしまったなかすけです。
学校場面でこんなことはありませんか。
・子どもが暴言を吐いた。
こんな時、教師として子どもにイラっとしませんか。そして注意と言いながらも怒りや不満をぶちまけていませんか。それは怒るという行為です。
怒っても子どもの心に何も伝わりません。ただ恐怖心を抱かせてしまうだけです。
教師として「怒る」のではなく「叱る」ことを意識して子どもに接していくことが大切です。
「叱る」→相手のためを思い、注意をしたりアドバイスしたりすること。
「叱る」には「叱る」理由になったことをしっかりと自分の中で確認しなければいけません。
・ルールを守らないと他の人に迷惑がかかるから。
・ルールを守らないことで命にかかわる危険な行為につながるから。
・暴言は人を傷付けるものだからやめさせたい。
・暴言を吐く子にはデメリットしかないことを伝えたい。
どうして「叱ろう」と思ったのか自分で理解することで叱り方が変わります。
子どもたちに対して叱るときのポイントがあります。
フォローを入れる。
叱った後にはフォローを入れてください。
子どもの心はとても繊細で純粋です。
教師から叱られたことをずっと引きずってしまうことがあります。
「次は気を付けるんだよ。先生は期待しているよ。」とフォローを入れることで叱られた子の心もスッと軽くなるでしょう。
みんなの前で叱らない
みんなの前で叱られることで、恥ずかしさを植え付けてしまうことがあります。
それがコンプレックスになることもあります。
個別に注意できることは全体の前で注意する必要はありません。
短く叱る
注意は短く端的にしましょう。
同じことをグチグチ言っていても子どもの気持ちも離れてしまいます。
長時間叱っているとお互いにいい気持ちではないでしょう。
目線を合わせる
教師と子どもは身長差があります。
上から注意されると威圧感があり恐怖心を与えてしまいます。
相手にアドバイスしているという気持ちで叱るため目線は合わせるといいでしょう。
すぐに叱る
何か問題が起きたときにはすぐに叱ることが大切です。
時間がたった後で叱られても子どもにとっては何のことだかわからないこともあります。
他人事になってしまいます。
まとめ
叱る理由を考え、子どものためにアドバイスをしていくことができれば気持ちは伝わると思います。
「叱る」を意識して子どもとの信頼関係を築いていきましょう。
コメント