噂話を意外と信じてしまうなかすけです。
第三者から聞く自分のいい話って嬉しくなりませんか?
・〇〇さんはみんなから信頼されているから。
こんなことを言われたら正直嬉しいですよね。
実は、第三者から言われるといつも以上に嬉しくなってしまう心理現象があるのです。それが、「ウィンザー効果」です。
この効果は、生活場面でも、ビジネスでも、恋愛でも使われています。
この記事では、心理学(ウィンザー効果)と学級経営の関連を踏まえ、どのような声掛けをすべきかを書きたいと思います。
この記事を読むことで、子どもとのかかわり方を学び、学級経営に活かしてもらえたらと思います。
結論は、心理学(ウィンザー効果)を理解することで、コミュニケーションを円滑にしたり、信頼感が増し、いい印象を与えたりすることができます。
ウィンザー効果とは
確かに、「先生は優しいんだぞ」と言ってもなにも信頼性はありませんよね。
それよりも隣のクラスの先生が「あの先生は優しいから何でも相談しろ」と言った方が信頼度が増しますよね。
ウィンザー効果の有効な使用方法
このウィンザー効果を理解し、学級経営にいかしていきましょう。
そのために第三者に自分の学級の子に対して、多くの言葉がけをしてもらうことが必要です。
このように直接言いにくいことでも第三者の先生に言ってもらうことで信頼度が増します。
本人が言う以上に嬉しさが与えられます。
このようにウィンザー効果を使っていくことで学級の子どもたちとの信頼関係は強くなっていくでしょう。
第三者からいい言葉を言ってもらうためにも自分自身の言動を意識しておきましょう。
ウィンザー効果の注意点
逆にウィンザー効果の注意点として、悪いうわさなどは通常以上に悪く聞こえてしまうものです。
上の例を逆のパターンで見てみます。
こんなことを聞いた子どもたちはどう思うでしょうか。
信頼関係はすぐに崩れてしまいそうですね。
このような言い方をする人はいないとは思いますが、気を付けておかなければいけません。
第三者にあたる人は、ほかのクラスの先生、保護者、児童、地域など様々な場所にいます。
どこで何を言われているか分からないものです。
常日頃の言動に注意しておくことが必要かもしれません。
まとめ
ウィンザー効果を理解し利用することで、コミュニケーションを円滑にしたり、信頼感が増したりします。
日ごろから学級のよさを第3者に伝えたり、他人のいいところを口に出したりすることで、思わぬところからウィンザー効果が出てくるかもしれません。
教師として、ネガティブなことを口にするのではなくポジティブなことを口にしていくことが大切です。
教師として、まずはウィンザー効果を理解しましょう。
コメント