もしかして教員免許更新を受けなくてもいいかもしれないなかすけです。
先日このようなブログを書きました。
教員免許更新制に対する現職教員の思い
もうすぐ教員免許更新をしなければならないなかすけです。今までに教員免許更新を受けられた方は多いのではないでしょうか。今はコロナ禍のため、オンライン上で受講ができます。テストも自宅で受験できます。わざわざ大学へ通わなくてよくなったことは大きな...
しかし2021年7月10日に「教員免許更新制廃止へ」というニュースが出されたのです。
教師の不満
やはり、教師の不満としてあげていた
夏休みなどに時間を確保しなければならない。30時間
実費で講習費用を出さなければならない。3万~5万
講習の予約などは個人に任されている。
講習内容が役に立つものではない。
教師の負担感の増加がある。
が大きな理由としてあげられることになるでしょう。
免許の失効
またほかの理由として
教壇に立っていない免許保有者が更新をせずに失効してしまうことも多いようです。
免許更新は管理されているものではなく各個人に任されたものです。
そのため、
・産休や育休に入ってしまうと免許更新を忘れてしまう
・教員ではない免許保有者は更新しない
・産休や育休に入ってしまうと免許更新を忘れてしまう
・教員ではない免許保有者は更新しない
ということが起きてしまうのです。
その結果、代替教員が見つからないことが多く、教頭が授業を実施してしのいでいるという現状もあるのです。
また神戸市では2021年4月、30~50代の小中学校の教員7人が更新を忘れていたことが分かり、担任教員の差し替えをしたということもあります。
教員免許更新制に対して「メリットを感じることがほとんどない」というのが現場の意見です。
今後の予定(流れ)
2021年3月 中教審に制度の抜本的な見直しを議論
2022年 通常国会で廃止に必要な法改正を目指す
まとめ
このように働き方改革を積極的に進めていくことで、
教員のブラック労働というイメージが少しずつ改善されると思います。
教員になりたいと思っていたけれど
ブラックだからあきらめたという人や
教員免許をずっと放置していた人でも
教員になれるというチャンスがたくさんできるのです。
免許更新のために多くの労力とお金をかける必要もないのです。
教員の魅力をたくさん発信していくためにも
働き方を見直していくことがこれからも求められます。
まだまだ先は長いですが、教員の働き方が少しでも良くなればと考えています。
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