魅力的な教師になりたいと思うなかすけです。
教師と児童の信頼関係を作るために教師が魅力的であることが大切です。
教師が魅力的であれば児童からの好意が増します。
今回はそんな教師の魅力を高める心理学を紹介します。
単純接触効果
毎日顔を合わせる。単純に繰り返し会うだけで好意が増すという研究結果があります。
学校現場は毎日顔を合わせます。単純接触効果は必然的にクリアされています。
余談ですが、単純接触効果は恋愛に関して活用される心理学です。詳しく学びたい方は調べてみてください。
近接性
同じ場所に暮らしている。物理的に近い相手に好ましさを感じるということです。
学校現場は、学級という狭い組織で構成されているため、この近接性も必然的にクリアされています。
もう少し細かく見ていくと、教室の座席も意識する必要があるかもしれません。教師の机に近いところの児童と離れたところの児童では、近接性が変わってきてしまいます。
適当な席替えをするのではなく、意図的に教師の近くの席にさせる児童を決めることが大切です。
熟知性
話をする機会を増やす。相手のことをよく知る、自分のことを知ってもらうということです。
意識的に児童と話をしていくことを意識してください。話をすることで相手のことが分かり、安心感を与えることができるのです。一人一人話をしていくことができるといいのですが、それが難しいのであれば、学級全体に向けて自分自身の話をしてみてください。
自分のことを自己開示していくことで児童の教師に対する熟知性は増すと思います。
類似性
共通の趣味がある。
多くの話をしていく中で、共通の話題を探してください。児童が自信を持って話せることを引き出してあげてください。
休み時間であれば、学校のこととは関係ない話もたくさんしていいと思います。
手がかかる子であっても、ゲームの話をすると乗ってくる子もいます。
習い事のスポーツの話をしてみてもいいかもしれません。
教師が児童の趣味に合わせて聞いていくことで類似性は向上していきます。
まとめ
まとめると、教師の魅力を高めていくためには、下の4つが大切です。
・近接性 → 遠くにいる人より近くにいる人
・熟知性 → 全く知らない人よりも良く知っている人
・類似性 → 全く似ていない人よりもよく似ている人
これらを意識して子どもとたくさん話をしてください。
この4つの心理学をうまく利用して、教師の魅力を向上させ、児童との信頼関係を上手に構築していきましょう。
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