3月26日から文部科学省の「#教師のバトン」プロジェクトが始まりました。
文部科学省の目的として、多くのツイートを元に
・令和の日本型学校教育を実現していくこと
・時代の変化に応じた質の高い教師を確保すること
・より一層の働き方改革の推進や処遇の在り方の検討を進めること
・現職の教師が前向きに取り組んでいる姿を知ってもらうこと
のようです。しかしこれに関するツイートが炎上しているような気がします。
教師の不満が多く発信されているように感じました。
不満の数々を簡単に紹介します。
休みが取りづらい
家庭の事情であっても休みが取れないということがある。
休みを取ることに文句を言われたり、嫌な顔をされることがある。
残業代が払われない(給特法)
どれだけ残業しても残業代は払われない(給特法)。月に80時間以上働いている。
部活動だってほとんどがボランティア。
休憩時間がない
休憩時間はあるが、休憩なんかしてられない。
休憩していたらさぼっているように見られる。
勤務時間
勤務開始時間よりも前に子どもたちが登校してくることが当たり前にある。
勤務時間内に終わるような仕事量ではない。
免許更新制
免許更新のために自腹で講義を受けに行かなければならない。
その講義は現場で使えるものはほとんどない。
まとめ
このプロジェクトの真意は分かりません。このような批判が飛び交うとは考えていなかったのかもしれません。
「教員の苦労が明確になったこと」「ツイートを通して教員一人一人が直接文部科学省に訴えたこと」が大きなことだと感じます。
これをきっかけに教員の働き方改革や職場環境が大きく変わることを願います。
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